体重計いまむかし
■世界初の体重計は
「サントリオのはかり」と言われています。
サントリオ1561-1636)はイタリアの医学者(physiologist)で、座ったまま体重をはかることのできる
「はかり(てんびん)」をつくり、30年間に渡って、飲食物の質量、事食事前後の体重の変化、糞尿の質量などを記録し、
排泄物の重さが摂取した飲食物の重さより少ないことを確認しました。
■日本初の体重計は
明治時代に木製の携帯タイプの体重計や台はかりタイプの体重計が登場し、昭和34年に最初の家庭用体重計が登場しました。
そして、1994年に世界初の家庭用脂肪計付き体重計が株式会社タニタから発売されました。
当時の発売価格はなんと4万5千円!
3年後1997年に発売されたタイプは価格2万円で、月産5万台の大ヒットとなったそうです。
なお、この株式会社タニタは、体重計などのヘルスメーター市場ではシェアトップのメーカーです。
2位のオムロンヘルスケア株式会社(OMRON)とあわせて市場全体の9割程度のシェアを占めると見られています。
体重計いろいろ
一括りに体重計と言っても、これまでに数種類の体重計にお目にかかってきました。
私が通っていた小学校から高校の保健室には温泉や銭湯にあるような台ばかりタイプの針式体重計が備わっていました。
一方、その頃から我が家には家庭用にコンパクトに作られた体重計、いわゆるヘルスメーターがあり、
錆び付きながらも未だに現役です。
いつの間にかゼロ点がずれているので、体重計に乗る前にゼロ点を調整します。
いずれの体重計も、目盛りの間隔は500g。
社会人になってから目にしたのは、身長と体重を同時に測定できる身長体重計です。
何故、身長と体重を同時に測定するのか、と言えば、
BMI指数(ボディ・マス・インデックス/Body Mass Index/身長からみた体重の割合を示す体格指数)を算出するのに
身長と体重が必要になるから。
この体重計には衣服を着用したまま乗ることがありますが、
そのほとんどの場合は担当者が測定された体重から衣服の重量として1kg程度差し引いて記録します。
私が乗ったことのある身長体重計は100g単位表示。
全自動タイプと手動タイプがありました。
そして、数年前から我が家で活躍中の体脂肪測定機能付きの体重計。
身長と年齢及び 性別を予め体重計に入力しておき、体重と体脂肪を測定し、
体脂肪のバロメータによって「体脂肪が少ない」か「標準」か「体脂肪が多い」かを自分で判断するタイプ。
BMI指数を算出する機能はついていません。
体重は200g単位表示。
このような体重計はいつ頃世にお目見えしたのでしょうか?
あなたなら、どの体重計?
現在市販されている家庭用体重計は主に体重計・体脂肪計・体組成計の3種類。
体重計は、体重のみを測定するオーソドックスなものです。
■アナログ式体重計
アナログ式体重計は2千円前後です。
■デジタル式体重計
デジタル式体重計は5〜7千円前後で販売されています。
この価格帯の体重計は、多少小洒落た感じにはなっているものの、機能面では従来の体重計と何ら変わりありません。
体重だけ測定あるいは管理できればいい、というのでれば、これらの体重計でも十分に用は足せるでしょう。
デジタル式体重計の中でも異彩を放つのが、株式会社エー・アンド・デイ(A&D)が2001年に発売を開始した「UC−321」。
価格は1万4千円弱。
これは最小表示50gの精密体重計で、BMI指数を表示する機能や31回分の測定体重を記録する機能などが備わっています。
体重だけは細かく測定あるいは管理したい、のであれば、この体重計がベストでしょう。
体脂肪計は、体重のほかに体脂肪率を測定する体重計で、
体組成計は、内蔵脂肪量や基礎代謝量・筋肉量・推定骨量・体水量など、身体の組成について様々な項目を測定する体重計です。
昨今の体脂肪計は身体の組成についても幾つかの項目を測定するタイプが主流になっています(内実は体組成計)。
価格はピンキリ。
体組成計の中で最もお茶の間に名を売っているのは、オムロンヘルスケア株式会社発売の「カラダスキャン」ではないでしょうか。
“PCコントロール”では、歩数と体組成のデータをパソコンでネットワーク管理することもできます。
体重だけでなく、様々な項目を測定あるいは管理したい、のであれば、体脂肪計あるいは体組成計を選択するのがよいでしょう。
文章素材集 -
体重計